マイコプラズマ肺炎ってどんな病気?
マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマという小さな細菌が原因で起こる病気です。主に呼吸器に感染して、咳(せき)や熱などの症状が出ます。風邪に似た症状が出るけど、治るまで少し時間がかかることがあります。小学生や中学生によく見られる病気ですが、大人もかかることがあります。
どんな症状が出るの?
• 咳:乾いた咳が長く続きます。最初は少しだけ咳が出るけど、だんだんひどくなっていくことが多いです。
• 熱:37〜38度くらいの熱が続くことがあります。
• 喉の痛み:喉が痛くなることもあります。
• 頭痛やだるさ:体が重く感じたり、頭が痛くなることもあります。
こういった症状が出てきたら、早めにお医者さんに診てもらいましょう。
どうやってうつるの?
マイコプラズマ肺炎は、咳(せき)やくしゃみを通じて人から人にうつります。病気の人が咳やくしゃみをすると、その中に小さな細菌が含まれていて、周りの人がそれを吸い込むと感染します。学校や保育園、職場などで広がりやすいので、しっかり予防することが大切です。
どうやって治すの?
マイコプラズマ肺炎は、**抗生物質(こうせいぶっしつ)**というお薬を飲んで治します。お医者さんが出してくれるお薬をしっかり飲むことが大切です。また、しっかり休んで体を治すことも重要です。
登園・登校・通勤はどうしたらいいの?
マイコプラズマ肺炎にかかった場合、すぐに登園や登校、通勤を再開しない方が良いです。以下のことに注意しましょう:
• 登園・登校:お医者さんに「治ったよ」と言われるまでは、学校や保育園には行かないようにしましょう。病気が治る前に登校すると、他のお友だちにも病気がうつってしまうことがあります。
• 通勤:大人の場合も、症状が治まるまでお仕事をお休みしましょう。特に咳がまだ続いている場合は、他の人にうつさないために注意が必要です。
通常、熱が下がって2〜3日してから、またはお医者さんの許可が出てから登園・登校・通勤を再開するのが安全です。
予防するには?
• 手洗いやうがいをしっかりすることが大切です。
• 咳やくしゃみをするときはマスクをつけて、他の人にうつさないようにしましょう。
マイコプラズマ肺炎はしっかり治療すればよくなる病気なので、体調が悪いと感じたら早めに病院へ行ってくださいね!
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