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ジフテリアとはどんな病気?
ジフテリアは、ジフテリア菌という細菌が引き起こす感染症で、主にのどや気道に影響を与える病気です。のどの粘膜に膜(偽膜)ができて息苦しくなるほか、毒素が全身に広がると心臓や神経にダメージを与えることがあります。治療が遅れると命に関わることもあるため、早めの予防が重要です。
ジフテリアの主な症状
ジフテリアの症状は、感染から数日後に現れます。
- のどの痛み:最初は風邪に似た症状。
- 偽膜の形成:のどに白い膜ができ、息がしにくくなります。
- 発熱:軽度から中程度。
- リンパ節の腫れ:首が大きく腫れる「牛の首(Bull neck)」のような状態になることがあります。
- 全身への影響:毒素が広がると心筋炎や神経障害を引き起こす場合があります。
ジフテリアの感染経路
ジフテリア菌は以下のような方法で感染します。
- 飛沫感染:感染者の咳やくしゃみで広がります。
- 接触感染:汚染された物を触った手で口や鼻を触れることで感染することも。
ジフテリアの予防方法
ジフテリアは、予防接種を受けることで防ぐことができます。
予防接種の種類
ジフテリア予防には以下のワクチンが使われます。
- 五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)
- 四種混合ワクチン(DPT-IPV)
接種スケジュール
- 初回接種(3回):生後2ヶ月から6ヶ月の間に接種。
- 追加接種(1回):1歳~1歳半の間に接種。
近くの小児科で接種を受けるには?
お住まいの地域にある近くの小児科で、ジフテリアを含む予防接種を受けることができます。以下のようなポイントを参考に、小児科を選びましょう。
小児科選びのポイント
- 予防接種に力を入れているか:予約がスムーズか確認しましょう。
- 地域密着型の医療機関か:地元で評判の良い小児科を選ぶと安心です。
- 相談のしやすさ:医師やスタッフが親切かどうかも重要です。
近くの小児科を探す方法
- インターネット検索:Googleマップや医療情報サイトで「近くの小児科 予防接種」と検索。
- 口コミの確認:他の親御さんからの評判も参考にすると良いです。
ジフテリアが疑われるときは?
もしお子さんに以下の症状が見られる場合は、すぐに近くの小児科を受診してください。
- 息苦しさやのどの痛み
- 発熱や倦怠感
- 首の腫れ
早期診断と治療が重症化を防ぐ鍵となります。
まとめ:近くの小児科でジフテリアを予防しよう
ジフテリアは、予防接種を受けることでほぼ完全に防げる病気です。お住まいの地域の近くの小児科で、五種混合ワクチンや四種混合ワクチンの接種を受けましょう。母子手帳を確認して、スケジュールどおりに予防接種を進めることが大切です。
近くの小児科での相談や予約はお早めに!お子さんの健康を守るために、適切な予防接種を心がけましょう。
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