練馬で子どもの予防接種を受けるなら|練馬クリニック
予防接種は、お子さまの健康を守るための大切な手段です。
ただ、スケジュールや対象年齢、定期・任意の違いなど、迷うポイントも多くあります。
このページでは、練馬区にお住まいの方に向けて、予防接種の基本情報と当院での対応についてご案内いたします。
✅ 定期予防接種(無料)
国が推奨するワクチンで、対象年齢内に受ければ無料で接種できます。
練馬区から送付される予診票をお持ちください。
ワクチン名 | 備考 |
---|---|
ヒブ(インフルエンザ菌b型) | 生後2か月〜 |
肺炎球菌ワクチン | 生後2か月〜 |
B型肝炎 | 出生時から対象 |
ロタウイルス(ロタリックス) | 経口ワクチン、月齢制限あり |
四種混合 | DPT+ポリオ、定期接種 |
BCG | 生後5〜8か月が標準 |
MR(麻しん・風しん) | 1歳と年長児の2回接種 |
水痘(みずぼうそう) | 1歳と、初回接種後3ヶ月以上で2回目 |
日本脳炎 | 3歳から開始、標準的には4回 |
二種混合(DT) | 11〜13歳で1回 |
子宮頸がんワクチン(HPV) | 小6〜高1の女子が対象 |
🏛 予防接種法について
予防接種は、個人の健康を守るだけでなく、社会全体の感染拡大を防ぐための重要な取り組みです。
「予防接種法」では、感染の恐れがある病気の発生やまん延を予防するため、
公衆衛生の見地から予防接種の実施やその他必要な措置を行うことで、
国民の健康保持と、万が一の健康被害に対する迅速な救済を目的としています。
📝 練馬区の予診票について
練馬区では、定期予防接種を公費で受けるために、区が発行する予診票の使用が必要です。
予診票は、住民登録情報に基づき、接種時期が近づいた頃に郵送されます。
ただし、出生直後や転入直後は届かないこともありますので、届かない場合は再発行をご依頼ください。
✅ 当院では「五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)」を採用しています
緊張や不安を和らげ、より効率的に免疫を獲得できるよう、
当院では1本にまとめて接種可能な「五種混合ワクチン」を導入しています。
● 対象となる感染症:
- ジフテリア(D)
- 百日せき(P)
- 破傷風(T)
- ポリオ(IPV)
- インフルエンザ菌b型(Hib)
● メリット:
- 注射の本数が減る → 恐怖心の軽減
- スケジュール管理がラクになる
- 必要な免疫を早く効率的に獲得
✅ 任意予防接種(自費)
インフルエンザ、おたふくかぜ、ロタウイルスなどの任意接種も実施しています。
ご希望があれば、診察時またはお電話でお気軽にご相談ください。
❌ 接種できない方・延期した方がよい方
❌ 接種を避けるべき状態
- 37.5℃以上の発熱
- 嘔吐・下痢がある(ロタワクチン)
- 医師が接種を禁止している基礎疾患がある
- 妊娠中
- ステロイド内服中(吸入はOK)
⏸ 接種を延期すべき状態
症状・病名 | 接種目安 |
---|---|
上気道炎・胃腸炎など | 医師の判断 |
伝染性紅斑・インフルエンザ | 治癒後1週間以上 |
突発性発疹・手足口病など | 治癒後2週間以上 |
麻疹(はしか) | 治癒後4週間以上 |
熱性けいれん | 最終発作から2ヶ月以上 |
高熱の風邪 | 解熱後7日以上 |
コロナ感染歴 | 発症から1ヶ月以上 |
✅ ご予約・当日の流れ
● ご予約と接種時間帯
予防接種は診療時間内に実施しています。お電話にてご予約をお願いします。
▶ 診療時間のご案内はこちら
● ご来院時のお願い
- 母子手帳・予診票をご持参ください
- 体調が万全な日にご来院ください
● 接種当日について
- 医師による診察後にワクチン接種を行います
- 接種後は院内で一定時間ご様子を観察いたします
練馬クリニックより
予防接種は、未来の健康を守るための“今できること”のひとつです。
わからないことや不安がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。