練馬クリニック 小児科広報
(このお話は、よくある誤解を元に構成しています)
ある日、受付でこんな質問がありました。
「あの…子どもが診察受けるのに、マイナンバーって必要なんですか?」
最近、「マイナンバー」と「マイナ保険証」がごっちゃになってしまい、
不安を感じるご家族が増えているようです。
✅ マイナンバー ≠ マイナ保険証
- マイナンバー(12桁の番号)は、行政手続き全般のための個人番号
- マイナ保険証は、マイナンバーカードを健康保険証として使う仕組みのこと
お子さんの診察時にマイナンバーそのものを提示する必要はありません。
必要なのは、健康保険証(またはマイナ保険証)+医療証(受給者証)です。
✅ 練馬区で必要なもの
小児科を受診する際、以下の2点を忘れずにお持ちください:
- 健康保険証(またはマイナ保険証)
- 子ども医療費受給者証(マル乳・マル子)
※医療証はマイナ保険証と連動していないため、別途提示が必要です
🧭 他の自治体ではどうなの?
たとえば横浜市では、2025年4月10日から、
マイナ保険証と医療証の一体化運用が始まります。
- 医療証の情報がマイナ保険証に紐づけられ、受診時の提示が不要に
- 医療証の内容はマイナポータルで確認可能
- ただし、すべての医療機関が対応しているわけではないため、紙の医療証は念のため持参を推奨
📌 練馬区ではまだ連携されていません
現在、練馬区ではこのような一体化は行われておらず、
医療費助成を受けるためには医療証の提示が必要です。
将来的にはこうした流れが広がる可能性もありますが、
現時点では、「マイナ保険証+医療証」の両方が必要であることをご確認ください。
制度の変更は複雑に感じられることも多いですが、
ご不明な点はお気軽にお電話でご相談ください。
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