任意接種とは?|練馬クリニック
✅ 任意接種とは?
任意接種とは、法律に基づく定期接種ではないものの、必要に応じて接種が勧められているワクチンのことです。
費用は原則として自己負担となり、自治体によっては一部助成が受けられるものもあります。
当院で対応している主な任意接種:
- おたふくかぜワクチン
- インフルエンザワクチン
- ロタウイルスワクチン(※現在は定期接種化されていますが、
月齢を超えると任意扱いになることも) - B型肝炎(未接種のまま育った場合)
※「任意」=「やらなくていい」ではありません。
✅ 「任意=やらなくてもいい」とは限りません
任意接種は「希望者のみ」とされていますが、多くの場合“受けたほうが安心な予防接種”です。
たとえば:
おたふくかぜは、耳下腺が腫れて高熱が出る感染症で、合併症として「難聴」や「精巣炎」を伴うことがあります。
特に集団生活前の予防が望ましいとされています。
インフルエンザは重症化すると入院が必要になることもあり、
毎年流行前(秋〜冬)にはワクチンによる予防が推奨されます。
「定期接種じゃないから受けなくていい」ではなく、
“受けられる状況なら、前向きに検討する価値がある”というのが医療機関としての立場です。
✅ 不安や疑問があるときは、診察で相談を
「副反応が気になる」「周囲は打ってないけど…」「打つ時期を逃してしまったかも」など、
任意接種については迷いや不安を抱えている方も多いのが実情です。
当院では、
- 接種の必要性・リスク・メリット
- ご家庭の状況に応じたタイミング
- お子さまの健康状態
などをふまえて、丁寧にご説明しています。
一度診察の中でご相談いただければ、無理のない形で一緒に考えていけます。